STAGEAの音源を利用するLet's Study!

東京メトロ日比谷線発車メロディーでの使用法ー1


2020年2月7日開始の東京メトロ日比谷線発車メロディーに、ELS-02Cの音源を使用した曲が複数採用されました。
音源はELS-02Cのみではなく他メーカーの音源ともミックスしていますが
メインで発音させていますので主役音になっています。
Let's Studyでは、音源の種類と使用法についてを記録していきます。

=使用されている駅名と曲名=
・八丁堀駅B線/煌めき
・仲御徒町駅B線/ゆれる袂
・入谷駅B線/花びら
・神谷町町駅B線/Lovely Morning
・恵比寿駅B線/Sparkling Road
・三ノ輪駅A線/タイムマシン
・東銀座駅B線/ノスタルジア

※ 上野・小伝馬町・人形町各駅は使用していません
  また副都心線・千代田線の採用駅についてもELSは使用していません


著作権の関係上、曲自体をここにアップすることはできませんが
鉄道マニアさん達の上げている動画(Youtubeにリンク)からお聴き頂けます。

 日比谷線Train
  日比谷線ーWikipediaより

昔から、YAMAHAの音源が他メーカーと大きく違うところがあると感じていたのは
ちょっとオモチャ的な・・アニメちっくな部分です。
他メーカー、特に海外メーカーの音源は常にリアリティを追求しており
可能な限り生楽器に近づけようとしてきたように思いますが
YAMAHAの音色だけがいつも少し違って聴こえました。

特にSTAGEAの音は、その代表的な音色と言っていいような華やかさがあり
悪く言えば生々しさに欠けるのですが・・
世の中にある多くの音源を考えれば、貴重な存在なのではないかと思います。

ですので、ぜひ発車メロディーに使ってみたいと・・
影が薄くなっていくSTAGEAの音が、街中で生き返ってくれるのは嬉しいことです。

使用に関しては色々とトラブルもありましたが、やはり可愛さ・キラキラ感はYAMAHAならではと感じています。

ただ今回失敗した点が1つありました。
ELS側のアウトの取り方です。
深く考えずにAUX OUTを使用したのですが、後から考えるとFIXED OUT**を使えば良かったのでは?
**ELS側のマスターボリュームが無効になるOUT端子

そのせいか、エクスプレッションを最大にして各音色の音量をMAXにしても音量が低いことが判明。
そして間を通したミキサーのゲインを少し上げてしまったことで
大音量で発音させた際に歪みが発生する曲が幾つか発覚しました。
これは後日やり直しになり、音色も変更。

発車サイン音の場合、1つの曲が6.9秒と超短いので途中で音色を変える必要はないのですが
曲によって音を変化させる為と試聴の為に ELSのレジストメモリーをPCからコントロールしました。
また今回は他の外部音源をミックスさせた為、MIDIを使用しMIDIインターフェイスを経由させました。

因みに今回使用した音楽ソフトは「Digital Performer」
ミックスした他音源メーカーは「Roland」「E-mu」です。
ソフト音源は使用せず、外部音源のみを使っています。

では、簡単に手順を書いていきます。

1) ELS側のMIDI設定を Externalに設定する
2) ELSで音色を選ぶ
3) 上・下の各鍵盤ごとに音色を選択しレジストボタンに記憶させる**
4) PC側でELSのレジストを呼び出し、ミックスさせる音源と合わせて試聴する
5) 音色が決まった時点で各トラックにMIDI録音をする

**今回ベース鍵盤(3ch)は使用していません

STAGEAを制作環境スペースのかなり近くまで移動させたとは言え
音色を決める作業は、レジストメモリーと言うハードルがあるので非常に面倒でした。
つまりPC側からは、各鍵盤ごとに音を決めてメモリーされた音色しか呼び出せないからですね。

これはSTAGEAだけを使用している方にはわかり易いことなんですが
DTMを行っていてSTAGEAを使ったことの無い方には非常に違和感があるでしょう。

ま、しかしこんな感じで
録音までの設定はある程度できあがりました。

アウトの取り方についてはFIXED OUTを試してみてからお知らせしたいと思います。

次は使用した音色について!

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*このサイト内で使用される STAGEA・ELECTONE・エレクトーン は、ヤマハ株式会社の商標登録です*

music-team YAMATO

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