音楽教室のオンラインレッスンについて−7Let's Study!

オンラインの問題点−3:良質な音を求める−2


 頑張る *手間と費用をかけてもレッスンするんだ!コースの続き

このコースでは多少の手間と費用をかけてもできれば良質な音質でレッスンすることを考えてみます。

<送信時の速度とキャパ>
音ズレが発生するのはここです。
接続は有線か無線かの選択はもちろん『有線』に座布団8枚です。
接続に関しては圧倒的に有線接続の方が安定します・・が
その環境をどうかしろ、と言っても不可能なご家庭は多いでしょう。
ですので、主に無線を前提にした方法を考えてみます。

また、SkypeやZoomの使用には回線速度やデバイスの性能も関係してきます

PCとモバイル

古ーいPCや古ーいスマホでは、やはり送信時のトラブルが多くなってくるかと。
この地点でリーズナブルに解決できる方法は
LANポートが部屋にあるならLANケーブルを買う・・くらいですが
余りにも古いデバイスであれば、買い換えを含めて考えることも必要かと思います。

○ ルータの置き場所について
フリーWifi
*床に直置きしない
*周囲に金属系の物を置かない
*電波干渉するものから離す(電話の子機・電子レンジ・冷蔵庫など)
*水槽など水の近くに置かない
*棚の中に入れ込まない


また、できるだけ送信するデバイスの近くにルータを設置してみます。

ルータの型番が古くないか
有線の場合にはLANケーブルと通信速度が合っているかもチェック
します。

○ デバイスの性能チェック
SkypeやZoomのシステム要件に記載されているキャパでは
音楽のオンラインレッスンは厳しいと考えた方が良いと思います。

特にPCを使用してオーディオインターフェースや音楽ソフトを使う場合
PCの場合はやはり8GB以上のメモリが欲しいところです。
メモリはCPUにも影響する、意外に大切な要素ですので。

ストレージもできるだけ余裕が欲しいところ
HDDよりSSDの256GB以上、プロセッサはCore i5以上
次第に購入計画のようになってきましたが・・
特に最新i-PhoneでもSNSだの画像だのとやたら無駄な
いや、不要なデータが大量に溜まりますとCPUも落ちてきますので
CloudやMacにデータを移しストレージの容量を作るようにします。
AndroidではmicroSDでストレージ幅を増やすことで対応していきます。

デバイスのOSが古いことでSkypeやZoomの最新バージョンが使えないとなると
一層、通信状態は厳しくなります。
セキュリティ対策の為にも、新しいOSに移行するよい機会かも知れません。

○ 良質な音を生み出す送信を援助するアプリ
現在、teamの講師さん達も色々な方法をテスト中です。
その中で一番現実的な方法として

*YAMAHA NetDuetto
NetDuetto画面

と言うアプリを使う選択があります。

色々試した中で一番音質が良かったとの情報を頂きました。
ただ、このアプリを使う為には準備するものが必要になることと
無料アプリなので仕方ないのですが、ちょっと重いようです。
そしてDAW(音楽ソフト)と併用するとかなり重くなり、CPUに負荷がかかるとの話もあります。
また、ノーサポートですので何かトラブっても自力開拓が基本になります。

講師は頑張って用意したとして、受講者がそれを用意する根性があるかどうか
また、仮に講師が必要な機材を受講者に貸与したとして
受講者が、アプリのインストールを含め諸々の設定などをする根性があるかどうか
など、他にも幾つかのハードルがあります。

今後、夏場に一旦感染が収束し、短期間でも比較的安全な状態になった時を狙い
講師が受講者の各家庭に出向いて設定することも考えられますが
おそらくこうして気軽に書いてる以上にそれは難しいような気もします。

しかも、2020年秋頃にはNetDuettoのサービスが終了
来月6月頃には、新しく『SYNCROOM』に移行するとのこと。
(2020年春と書かれてありますが、コロナの影響でしょうか延びているようです)

必死で覚えて使い始めたら次が来て、みたいな
時期的にどうよ・・と思いますが
SYNCROOMの登場を待つか、現行バージョンで根性を鍛えておくか
悩むところですね。

エレクトーンの演奏をNetDuettoで使用する為に準備する最低限の道具としては
ライン入力する為のケーブル&オーディオインターフェース
または、オーディオインターフェース付きのケーブルなどです。
「オンラインの問題点−2:良質な音を求める−1」を参照

個人的には、この時代に音楽を仕事としている方が
オーディオインターフェースを持つことはマイナスにはならないと思いますが
ちょっと習ってるだけの受講者さんにはどうなんだろうと。

これは価値観の問題
例えば、我々がマンネリから脱却する為に料理教室に行ったとし
そこで先生から
「このすり鉢ならプロのような味のゴマになりますわよ〜〜」などと言われ
1万円のすり鉢を推奨されてどうするか・・

すり鉢

「ンな高いすり鉢でゴマばっか擦ってられるかいっ」
と思ってもちろん買わないか
「プロに近づけるなら毎日ゴマ擦るわっ」
と、財布はたいて買うか・・

たとえがあまりにも庶民的過ぎて悲しいですが、まぁそんな感じに私には思え・・
結局、買う買わないはゴマ擦りに対する価値観と言うか
例えがちょっと・・ですが
価値観が違うと考えればそこを追求し過ぎるのは余り得策ではないと感じるのです。

ただ、いずれにしてもSTAGEAのような多彩な音を出す電子楽器を
我々音響の素人が内蔵マイクや外付けマイク一本で、上手に拾って相手に届けるのは到底無理です。
リアルタイムの演奏をマシな音質で録るのにインターフェースは必須でしょう。
てことで、どんな方法にしてもすり鉢の価値観問題は発生するように思います。

次は 再現時の性能 です

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music-team YAMATO

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