音楽教室のオンラインレッスンについて−9Let's Study!

オンラインの問題点−5:環境を整えることが無理な場合


 泣く *オンラインでの音ズレ・悪音質を我慢する

このコースでは難しい接続や設定は無理なので音ズレ・悪音質は我慢してレッスンすることを考えてみます。

講師・受講者双方でのオーディオインターフェースの導入やその設定
全ての生徒さんに説明する労力
いや、その前に自分が消化しないといけないその大変さを考えると
とてもとても無理!でもレッスンは継続しないといけない・・
という状態の講師さんは多くいらっしゃるかと思います。

では、じゃ今後コロナが落ち着くまでどうすれば・・
となると、オンラインレッスンでの音ズレや音質の悪さは我慢するしかありません。
が・・
オンラインレッスンにおいて「リアルタイムの演奏」だけに拘らないことで
我慢を軽減することはできると思うのです。

以下に記述する方法は、既に実践されている方も多いかと思いますが
私がお伝えしたいなと思うことは
音ズレや音質改善に注力できないことを決して後ろめたく思う必要は無いってことです。
餅は餅屋と言うように
講師はどこまでやれば「講師」なのかを考えていけばよいのではないでしょうか。

<LINE動画を併用するオンラインレッスン>
○ 準備:スマホ・Skype(またはZoom)の開通セッティング・PC(可能なら受講者もPC)

 スマホ または ノート型パソコン

①受講者は、レッスン日前に練習した演奏をスマホで撮影しLINEで講師に送る
②講師はその動画に対して、必要なら模範演奏やミスタッチを指摘した演奏を撮影しておく
③オンラインレッスン当日は、双方でその動画を見ながら講師がアドバイスを行う
④楽譜のミスなどには楽譜ソフトや直書きを写真に撮って、LINEで送る


このLINE上の動画や写真は
Skype(またはZoom)の画面共有を利用することでPCの画面上でもやり取りできます。
Skype画面共有
Zoom画面共有

その際「サウンド共有」も利用すると尚わかりやすいと思います。
Windowsの場合は簡単に設定できます。
また、サウンド共有のサウンドとはPC上で発音するサウンドになりますので
LINE動画をPCに送る必要があります。
※Macのサウンド共有は別途設定が必要です

サウンド共有の際は、相手側の音声のエコー効果などが発生しますので
回避する為にヘッドフォンとスピーカーを使うなど、ちょっとした小細工が必要ですが
そこも実際に行ってみて不具合があれば対策する、という感じでいいと思います。

また、レッスン時には全く音出ししないのではなく
ミスタッチの訂正や指や手首の使い方などでは積極的に音を出すようにします。
音ズレや悪音質が困るのは曲として聴くからであって
部分的な音であれば我慢できるのではないでしょうか。

<ELS-02C限定・WAVファイルを併用するオンラインレッスン>
○ 準備:PCまたはタブレット・Skype(またはZoom)の開通セッティング・USBフラッシュメモリ

 フラッシュメモリ  ノート型パソコン

①受講者は、練習の経過をMDRに録り、wavファイルにして講師に送る
②講師はそのwavファイルをもとに、必要なら模範演奏をMDRに録りwavファイルにして受講者に送る
③オンラインレッスン当日は、双方でそのwavファイルを聴きながら講師がアドバイスを行う
④楽譜のミスなどには楽譜ソフトや直書きを写真に撮って、メールやLINEで送る


基本はLINE動画と同じで、手段が違うだけです。
LINE動画でもMDRでの録音でも練習の経過を送るための録音ですので
一定の小節間だけや片手ずつの録音で作業の負担を減らすようにします。
また特に即興演奏は同じようにwavファイルを送受することで
レッスン時にはアドバイスと簡単な模範演奏で成立するはずです。

MDRで録音したデータをWAVファイルに変換する

wavファイルはSTAGEAからUSBフラッシュメモリでPCに一旦移し
ダウンロードマネージャーなどを使用して送付したり
手元でmp3に変換できるのであれば更に圧縮ファイルにしてメール添付も可能です。
送れなかった場合は、レッスン時にサウンド共有で流しながらアドバイスをすることもできます。
生徒さん自らが演奏してるのですから、その日弾いても似たようなものかと・・

指や姿勢など、見てアドバイスする領域に関しては
音量を下げて(最悪エアでも・・)パフォーマンスのアドバイスをしてみてはいかがでしょうか。
もちろんPCの内蔵マイクで音を拾うこともできますが
内蔵マイクで尚且つ無線の環境では音は殆どアドバイスできないレベルになると思っていた方がいいです。

LINE動画にしてもMDRにしても
私自身の経験から言うと『録音は上達の最大の武器』ですので
対面レッスンより上達する可能性があるかも知れません。

<ピアノ限定、JamKazamを使用したオンラインレッスン>
○ 準備:JamKazamの開通セッティング・PC

 ノート型パソコン

teamの豊田先生から情報を頂いた「革命的オンラインレッスン」アプリ「JamKazam」
設定条件が限定になるのと、私自身が使用検証していませんのでご紹介だけしておきます。
Youtube

 拍手 スゴ〜い!

必須使用条件:PC・光回線・有線接続
動画では、講師側は電子ピアノにオーディオインターフェースを使用されていますが
PC一台でも大丈夫と書かれています。
ご興味のある方は一度トライしてみて下さい。
JamKazamをはじめましょう


さて、機材の導入や難しい設定なしでのレッスンで一番気になるのは
実際に音出しをしながらの指導ができないことです。

2020年5月18日現在、公表ではかなり感染者数も減ってきているようですので
このあと夏場にかけ、大丈夫そうだと判断されましたら
対面とオンラインを組み合わせるなど、その時々の状況に合わせながら
感染確率をできるだけ減らすレッスン形態にするのも手でしょうか。

夏・冬の対面レッスンでは冷暖房が必須となりますので
*一人レッスンが終わったら10分開けて換気をする
*息苦しくてもマスクは付ける
*手指・鍵盤・部屋の消毒を徹底する
*2m 離れてメガホンで指導す・・る先生は居ないか
など、現在進行形で講師さんたちが頑張っておられる対策は続けていきましょう。

もし感染拡大の兆しが見えたらすぐにオンラインに切り替え
レッスンが途切れることで生徒さんが継続的に練習しなくなったり
講師さん側でも、収入が不安定になったりすることの無いよう
心から安心して対面レッスンに戻れるまで(いつだろう・・)
可能な範囲の中で手を尽くすことが大切かと。

そして、STAGEAを使ってレッスンをする我々講師には
外部接続など、STAGEAのもっと便利でもっと面白い機能について知るベストタイミングとして
向上に繋がっていく『コロナプラス』期間 にできればいいですね。

※このページは追記・編集する可能性があります

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music-team YAMATO

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